自分

自分の性格は自分自身が一番よく知っている

自分の存在は誰よりも 自分自身が知っている

だけど、その価値はどれくらい?

大きくはありたいと思うけど

小さいようで不安だ

自分の分などどうやってはかるのか・・・

他人に比べて自分はどうなのか・・・

他人の目に自分はどう見えるのか・・・



誰か教えて・・・・・



でも、誰かって誰だ

自分以外の誰かの存在はどうやって知ればいい?

自分の目に自分以外の人は映る

だけど

それは俺の前に一枚のスクリーンが下りていて

僕はそこに映る自分の妄想を見ているだけかもしれない・・・・

僕の知っているはずの自分の存在すら俺は確認出来なくなって行く・・・・・



・・・・・だからもう消えてもいいと思った・・・・・

消えてもいいと思った

線香花火やロウソクの最後のように一瞬だけ輝いて消えようと思った
愛ちゃんに会うまでは・・・・・・

・・・だけど



『会いたい』という強い気持ち



他の誰かの存在を

確認せずとももう知っていた

わざわざ望まなくとも

僕も誰かに関わっていた

僕も誰かの歯車の一つに噛み合っていた

そんな事を思わせてくれたのも

そんな事を気づかせてくれたのも

愛ちゃんだった・・・

愛ちゃんだった・・・・

愛ちゃんだった・・・・・

愛ちゃんだったのに・・・・